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2009年8月 7日 (金)

小児の調整

均整の特色のひとつに、世代や要求に合わせた
技術が豊富に用意されている……

と以前にお伝えしました。


身体に何かしらの不調が生じている。
その場合、炎症や腫れなどの「状態」で判別して
いくことと別に、同じ不調であっても「中身」は
いろいろある。

その「中身」は、もちろん突き詰めれば人それぞれ
多様であるのだけれど、たとえば世代で共通する
因子という視点でとらえてみることも可能…

という内容でした。

では、均整では「小児」、つまり「子ども」の身体を
どうとらえ、どう調整するのでしょうか?


『均整講座集15号 「小児の均整操縦法」』
(昭和43年)

より、創始者自身の言葉を少し抜粋して紹介いたします。

「…小児の場合は消化器系・運動系・呼吸器系・生殖器系
 など未完成であって系統だっていない。
 したがって各器官の連絡も密でなく、身体の故障は単数
 である。」
「小児は下痢、便秘、怪我、切り傷、骨折、肝炎、カタルなど
 どんな病気でも体温が上がり熱が伴う、そうして健康体でも
 病身でも全機能は成長促進に向かって使われている」
「…即ち熱は成長促進のためのエネルギーであるからこれを
 コントロールすることが肝要で、危険でない方向へ誘導する
 ことがコツである」

などなど。

ほかにもいろいろ書きたい部分満載ですけど、少し過激なので
これくらいにしておきますcoldsweats01


基本的には「熱をうまく使う」ことで、成長促進をうながして
より身体を強健にしていく。
そのための手段として「運動系のゆがみ」を対象として調整を
行えばよい……ということですね。

ボクの経験からいっても、熱の高い時などは運動系のゆがみが
あり、このゆがみのみを調整してあとはその身体にまかせて
おくことで、それまでハアハアいっていた子がスタスタ
歩いたり……

といったこともありました。

もちろん、深刻な場合もありますから医学的な判断も大事
ですけれど、「熱をうまく使う」という自然療法の視点も
あるということ、、ですね。


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身体均整法」カテゴリの記事

コメント

こんにちわ。
小児均整…
夜尿症の子をずいぶん前に診させてもらったことがありましたが、師範が遺されていた観察点にバッチリ現れていて驚愕したことがありました!!

投稿: たなか | 2009年8月 8日 (土) 02時20分

たなかさま

コメント、ありがとうございます。

そうそう。
師範が発見されたものや、それまで療術で発見されたものなど、均整には「観察点」が豊富に
あるのも特長ですね。

その発見し遺されたものをこちらがどう調整していくのか……またさらに新たな視点を投げかけていけるのか……ですねhappy01

投稿: 田村 | 2009年8月 9日 (日) 10時12分

観察、設計、調整、確認。ですもんね。

如何に師範の観察眼というか、運動系を眺める眼が長けていたのかがわかります。

投稿: たなか | 2009年8月10日 (月) 15時36分

たなかさま

コメント、いつもありがとうございます。

これまであるものを整理し
さらにより精度の高い「観察点」を新たに
発見して、人々のために役立てていく。

師範のいた境地を超えるよう精進していくことが、先人への恩返しとなるのではないかと思います。

それができるのは、いま均整に携わっている我々ですね。

お互いにファイトです(o^-^o)

投稿: 田村 | 2009年8月10日 (月) 18時48分

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