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2009年8月22日 (土)

背骨が伝えるもの

均整的なアプローチは運動系、つまり筋肉や関節の
ポジションや動き、弾力の良し悪しなどを身体調整
の基準とします。

ある部分に痛みやこわばりが生まれているとしても、
それをその部分のみのアクシデントという捉え方は
しません。

常に全体のなかでその痛みやこわばりを捉え、どの
ような意味合いをもってそれらが生まれたものか…
このような視点から身体を眺めていくことで、単に
痛みやこわばりを解決するだけでない、より深いレベル
へのアプローチが可能となります。


このような視点から観た場合、「背骨」は実に多くの
情報を伝えています。


ボクの処では、ほぼどなたでもうつ伏せになっていただき、
「背骨」を指先で触れます。

その際に指先から感知される情報は、多様です。


たとえば、ある方が腰痛で来訪されたとします。
そうすると、当然ふつうは「腰」の部分をどうにかしよう
と考えるでしょう。

単純に「痛み」を改善する。
そういう意味合いだけであれば、多くはそれで良い方向へ
向かうことでしょう。

でも、まれにそれでは改善しないこともあります。

「腰」というのは、骨格的な構造という面から考えてみた
場合、「背骨」全体の中でも最も太く強い骨群です。
そして、あらゆる動き、行動の中心に、「腰」はあります。

強いから、本来なら制限されることなどないはず、、ですよね?
でも、現代日本において「腰痛」を感じたことのある人は
決して少なくはありません。

それは、人間は立った姿勢だから「腰」に負担がきやすいと
いう説明以上の、「何か」がその背景に確実にあるからでしょう。


意外かもしれませんが、たとえば「眼」を癒しただけで、
長い期間感じていた腰痛が緩和したりする場合もあります。
また、浅い呼吸が深くなっただけでも、緩和する場合も
あります。

懸命に「腰」を調整したり、骨盤を整えたりするよりも、
こういった「腰」以外の部分が快適さを取り戻すことで、
「腰」にかかっていた負担が軽減される、、のですね。

せっかく身体が痛みやこわばりというカタチで情報を
オモテに伝えているのですから、それをその伝えたい
カタチのままなるべく受け取ることって、やっぱり
こういう調整のいわば“キモ”でしょうhappy02

その情報は、身体のなにげない動作だったり、姿勢、
口から発する言葉であったりいろいろですが、やはり
もっともアテになる情報源は「背骨」なんですね。
(まあ、ボクにとっては・・・coldsweats01)

「背骨」に触れることで、精緻微妙に変化する身体、
そして身体と相関する心のありさまを読解していく。

こう考えると、均整的なアプローチというのは、

“ボディ(マインド)リーディング即コンディショニング”

という言い方も、、できますね、、、wink







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