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2009年7月28日 (火)

骨格均整の基礎理論

昭和39年…というから、1964年、つまり今から45年前に
行われた、身体均整法創始者、故・亀井進師範による

「骨格均整の基礎理論」

という講義が、口述筆記のカタチで残されていますup

脊椎(背骨)の正常彎曲の位置などから始まり、次第に
骨格を均整にしていくうえで重要な脊椎骨の解説へと
話は進みます。

たとえば

「尾骨(いわゆる尾てい骨)は一名(ひとつの名称として)
 笑骨といって、強打すると笑いながら死んでしまう
 というようなことがある。
 犬でも負けた時はしっぽを内側に巻き込んで逃げて
 ゆくが、威勢のいい時は上へあげている。
 脳で参ったということになると尾骨は巻き込んで
 くるという骨の生理がある」

とあります。

ボクの経験からいっても「尾骨の巻き込み」という現象
は実際にあって、上記にあるように脳的に参ったshock
いうような状況にある方、精神的に疲労の激しい方など
の尾骨を調べると、本当に巻き込んでいたりします。

逆にいえば「精神的に参ってしまって……」と口では
いっていても尾骨が上へピンとなっていたら……
それは本当は全然参っていないことになる、ということ
でもありますcatface

また、尾骨に関連して小児まひについても言及されていて、
脳性であれば尾骨は肛門の方へ曲がっていて、脳が良く
なってくると尾骨も伸びてくる……とも。


また、たとえば

「猪首になると暴力に訴える」

という口述。

その理由は

「猪首になって頚が動かなくなると、どこでカバーする
 かというと手が早かったり足が動いてみたりして
 自分を守ろうとする」

からだそうです。

この傾向を調整するには、頚のある場所を整える。
そうすると頚も細くなるなど……。。


骨格均整……といいながら、話は色々な方向へ飛んで
いくこの口述記録。。

いま読んでも面白いですwink


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コメント

タイトル見たら「うわっ、難しそう!」って思ったけど、読んでみると「うん、うん、なるほど」

興味深いねhappy01

投稿: ふじこ | 2009年7月28日 (火) 21時57分

ふじこさま

コメント、ありがとうございます。

均整は学問的な面と古くからの民間伝承的
な面の両方の顔があります。

どっちに本質があるかは……わかりますよねwink

投稿: 田村 | 2009年7月29日 (水) 08時58分

骨格均整の基礎理論…  おもしろいですよね。
はじめの方は、如何に『弯曲』が大事なのかを説いているいい文献ですよね。

最近でも『弯曲』について説いている本や文献は見当たらないと思うので、やはり均整=亀井師範は先見の目があったのでしょうね(^o^)丿

投稿: たなか | 2009年7月30日 (木) 11時34分

たなかさま

コメントありがとうございます。


当時の海外の先端文献を参考にしつつ、均整的に仕立てあげていく…
実践と理論両面に優れた、亀井先生ならではの
文献ですね( ̄▽ ̄)

いまとなっても光を放っていますから、先見の明さもあらん…という感じですよね。

投稿: 田村 | 2009年7月31日 (金) 09時33分

あの当時で、国内外から関連図書を2万冊集めた云々と言われていますから、師範の均整に対する思いが感じとれます。

いまでもその理論は通じるのでもっともっと均整を広めていきたいですね。

投稿: たなか | 2009年7月31日 (金) 14時55分

たなかさま

コメント、ありがとうございます。

「日本における整体のひとつの極点」と某手技療法の年鑑か何かに以前紹介されていましたが、均整の技法にはその方面での宝ともいえるものが洗練された形で残っていますからね。

伝え遺そうという場合、どうであれその存在をカタチにしていく必要があると思うので、
微力ながらこうしてブログを書いている次第です(o^-^o)


投稿: 田村 | 2009年7月31日 (金) 19時24分

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