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2009年7月29日 (水)

老化と肋骨

「均整」の特色のひとつに、世代や要求に合わせた
技術が豊富に用意されている、ということがあります。


たとえば鼻に何かしら不調を抱えているとしましょう。

鼻の不調といってもいろいろですね。
蓄膿、鼻炎、内部腫れたり、鼻水がつまったり……。

そういう「状態」で判断していく場合がひとつには
あります。

ただ、そういう「状態」で判断していくことと別に、
たとえばまだ成長段階にある子どもであれば、その
成長過程におけるひとつの身体表現としての不調、
という見方もできないワケではありませんね。

そうすると、成人とされる年代とそうでない年代では、
必然的に同じ不調であってもその「中身」には違いが
あることになります。

もちろん、その「中身」はもっと突き詰めれば人それぞれ
なのですが、世代で共通する因子というものを大きなワク
でとらえてみることもできるのです。


さて、その「世代で共通する因子」ということで、
たとえば身体が老いていく、という場合に共通する
因子は何か?

それも多々ありますが、大きな因子のひとつに「均整」
では「肋骨」を挙げています。


「身体が老化すると肋骨が水平になってくる。
 前から見ると肋骨は下がっているのであるが、年を
 とってくると水平になってくる。
 普通肋骨の状態からみれば、年をとったということは
 呼吸が浅くなったといえるのである。
 だから、肋骨を本来の姿に挙げて戻すような運動を
 やれば老化は防げる。

 老人の体力づくりは肋骨を挙げるようなことをやれば
 体力づくりができることになる。
 年をとると肋骨が水平になり、そうすると歩くときの
 歩幅が狭くなる。
 歩くのに足が出なくなる。
 しかし歩く稽古をしても無駄で、年寄りの冷や水になる。
 肋骨を引き上げるような運動をやった方がよい。」

(東京均整学院・均整指導教室『呼吸器(肋骨)調整』より)


昨日、さまざまな病気を抱え、歩くこともままならない
ご老人の方に来訪いただきました。

その方はお若い頃柔道や剣道を相当やり込まれたそうで、
それをうかがわせるように肋骨はまだまだ強健。

「近所くらいまともに歩けるようになりたい」ということ
でしたが、上記のような均整的所見からいえば、その
土台(肋骨)はしっかりしていることになりますから、、
しっかり調整でサポートできれば、と思いますhappy01

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