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2009年7月24日 (金)

『手技整形学』

『手技整形学』という本があります。

初版は……と見ると1958年。
もう半世紀以上前に出版された本ですcoldsweats02

しかし、著者曰く

「もとより本書は、血のにじみでるような永年の研究に
 最新の学説をミックスして体系を整えたもので
 『一読して病巣の所在を探り、再読して治療の要諦を
  会得し、精読によって前人未到の境地を開拓する』
 ことを念願して執筆したもの」

という本書は、時代を超えていまも売れ続けていますup

この著者の方は、仙台のある鍼灸柔整学校の創立者の方。
昭和23年に全国初の厚生大臣認定校というから、相当に
理論と実践の両面で優れていたことが伺えますね。


手技療法の歴史的背景や定義、構造といったことから、
身体各部の調整理論までギッシリつまっていて、
現在専門家である方からそれを志す方、そしてそのスジの
マニアな方まで、幅広く、いろいろな読み方のできる本、

といえるでしょう。

ボクも、「均整」を学び始めてしばらくしてからこの本と
出会い、現在でもその時々で参考にさせていただいています。

で、

せっかく紹介したからにはいろいろと書きたいところでも
ありますが、、、
今回は「均整」について書かれたこの部分を抜粋しますwink

「かくて手技医療を理論的、科学的たらしめようとの動きは
 全国を圧し、心ある人々は生命に対する科学を手技医療
 たらしめようと叫び、その分析、解明による生命認識の
 他に、総合的、全体的、生命認識も科学である所以を説いたが、
 世の大勢を動かすことはできず、米国流理論によらない昔から
 の手技医療はその圧迫を受けて次第に影を潜めつつあった。

 日一日、数の少なくなる東洋の手技の中には極めて優秀なもの
 があったが、大正以来の米国流に押されて姿を消しつつあった
 のは、その技術が劣っていたのでは決してなかった。

 高橋氏の正体術を始めとし、野中操法、柴田観趾法、宮廻操法、
 永松操法などが、最後まで東洋的手技としての形を保ったもの
 であった。

 しかして第二次大戦以後、今日においてもなお、我国独特の
 優秀な技術と卓越した理論で手技医療の真価を発揮している
 ものに亀井進氏の身体均整法、柴田和通氏の手足根本療法、
 野口晴哉氏の整体操法、奥山竜峰氏の皇法指圧治法学などが
 ある。」(3〜4ページ)

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身体均整法」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。お久しぶりです。
私もその本、持っていますよ。
名前がカッコイイですよね。 『手技整形』…

均整法の基本操法なんかも載っていて、知る人ぞ知る。的な本ですね。
たまに開くと、閃きがある時あります。

投稿: たなか | 2009年7月25日 (土) 12時46分

たなかさま

コメント、ありがとうございます。


「手技整形学」は良書ですね。
均整にとっても、意義深い本だと思います。

あとご存じだと思いますが「身体均整の科学」
とかhappy01

均整の背景を知る意味でも、貴重ですね。

投稿: 田村 | 2009年7月25日 (土) 13時59分

こんにちわ。
身体均整の科学。
もちろん持っていますが…
いわゆる『積ん読』状態です(;一_一)

投稿: たなか | 2009年7月27日 (月) 09時58分

たなかさま

コメントありがとうございます。

厚くて読みにくい
そういう本はそうなりがちですよね( ̄▽ ̄)

よくわかります。。

投稿: 田村 | 2009年7月28日 (火) 15時01分

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