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2009年6月10日 (水)

佐々井秀嶺師 護国寺講演会

佐々井秀嶺師…といっても、おそらくほとんどの方は

「?」

となるのではないでしょうか。

ボクがこの方を知ったのは、確か2004〜5年に発売された、
1冊の本でした。

『ブッダとそのダンマ』というその本は、手にとり読み進めて
いくうちに、どんどんと引き込まれていく力がありました。

現在のインド仏教復興運動、その最高指導者が日本人。
その方が、実に44年ぶりに帰国(正確には来日、らしい)し、東京で
講演を行うという(6月7日)。




当日、会場である東京・護国寺観音堂は超満員(推定600人)。
隙間のないほどの賑わいをみせていました。

厳粛かつ期待に満ちた雰囲気のなか、師の入場。
明らかに、その日いた他の僧侶の方とはちがう「気」を
まとっておられ、指先に、ソレはビシビシきました。

そのすさまじいまでの生き様を裏づける、観音堂全体を包みこみ
圧倒した、ズンと下腹部に響く、その声。
全身からほとばしる気迫と、同時に感じる切なさ。



「下層に生きる不可触民を見ずに、本当のインドはわからない」

根深いインドの下層民差別、蔑視、暴力…それらと戦い続ける
その言葉は深く、ズシリとした重さを放っていました。

74歳、身体はガタガタの佐々井師。
その佐々井師の「戦う仏教」は、一切の綺麗事の通じない、
本当にそれを必要とするインド最下層の人々のための教えであり、
その方々を迫害から遠ざける大きな手段でもあるのでしょう。


その背後に何が存在していても、講演の間、随所に見られた
佐々井師の優しい微笑み。
その微笑みに、何ら揺らぐことのない生き方を実践する、
人間の真髄を観たように思えました。

「本来宗教とは、人を幸せにするもの」

この当たり前の道理を、そのまま実践する情熱と行動力。
心に深く、刻まれた1日となりました。








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コメント

仏教づいてますね♪
「ブッダとそのダンマ」面白いですよね~!
もう一度読み直してみよっと!

投稿: 天使巻 | 2009年6月12日 (金) 20時26分

天使巻さま

コメント、ありがとうございます♪

あの本は、面白かったですね。
そこに出ていた佐々井師は、いや、スゴかった
です。

では、宜しくお願いしますo(*^▽^*)o

投稿: 田村 | 2009年6月13日 (土) 09時14分

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