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2009年4月 9日 (木)

精神的に落ち着きたいときは…

腹部には、心身全体のその時々の状況が反映されます。


その一例として、「精神的なかたむき」の場合。

東洋医学的には、思考は経絡(けいらく=ここではシンプルに
ツボのルートと考えます)の脾経や心経の影響を受けるとされ
ているようです。

ただ、実際の経験から観た場合、脾経はその思考そのものの
バックボーンとなるエネルギー供給的な意味合いが強く、
その「思考」の中身にはあまり関わっていないように感じられます。

やはり直接的には心経が強く関係するようで、性格的に偏った
傾向がある場合、このルートには、気の乱れがあるようです。


ここでは、そういった東洋医学的叡智ではなく、「おなか」で
状態を判断し、それを改善する手法を紹介いたします。


たとえば、何か少し身体的な不調を感じた時に、ハタから見たら
全然たいしたことなどなさそうなのに、ひどく狼狽してああでも
ない、こうでもないと過剰に心配してしまう傾向の方に、時折
お会いすることがあります。

そういう方の上腹部はやはり硬く、呼吸も浅い。
仰向けになっていても、落ち着かない、といった感じです。

こういう時でも、その方の心に落ち着きをもたらす方法はいくつも
あるますけれど、腹部をゆるめるのはそのひとつ。


仰向けになってみると、ろっ骨とおなかの分かれ目ははっきり
しますよね。

身体の中央から、左右に分かれて広がるろっ骨の左側。
その左側のだいたい真ん中あたりから、おなかに下ります。
ろっ骨とおなかの分かれ目はペコンと凹んでます。
その凹んだあたりが、何やら硬かったり、熱かったり、
人によっては冷たいかも、しれませんね。

まずはジッと、そのあたりを優しく包むようなイメージで、
掌を軽くあててみてください。

数分もすれば、ひとまず落ち着いてくるでしょう。



本当はもっと具体的な技術もあるのですが、それは少し
難しいのでここでは紹介できませんけれど、これだけでも
相当、落ち着いてきますよ。

また、この場所をゆるめるのは頭(脳)の疲れにも最適。
そのまま眠ってしまえるかも、しれません。

あまり「やり方がどう」「これでいいのかな?」など深く
考える必要もありません。
今より少しは、気も心も楽に、なれるでしょう。

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