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2009年3月 6日 (金)

身体を整えるとは?

かつて整体創始者、野口晴哉(故人)先生は、

「整体(操法)は、交通整理のようなもの」

という表現をされた文献を読んだことがありました。

どういうことかといえば、整体技術はもちろん「身体」へと
アプローチするもの。
その技術は、多くは身体の「つまり」を取り除くことを目的と
して行われます。

この場合の「つまり」とは、血液などの体液を示す意味もある
けれど、もっと根源的には【気の停滞】を示しています。


その「つまり」は、カンタンにいえば〈筋肉の緊張〉によって
現れ、身体を偏らせる要因となるものです。
その〈筋肉の緊張〉は、身体の偏った使い方で起きる場合も
あれば、それ以外の何かしらの要因、たとえば内臓疲労など
内部的な事情から起きる場合もあります。

これが整体でいう「偏り疲労」、均整でいえば「傾斜圧」
いわれる概念で、ひらたくいえば「ゆがみ」のこと。

この「ゆがみ」によって「つまり」は起きます。
あるいは逆に、「つまり」から「ゆがみ」は起きるともいえます。

この「つまり」の事を野口先生は交通渋滞にたとえたワケですね。


身体を整えるということは、身体で起きている渋滞を解消すると
いうことに、非常に似ています。
滞りのないスッキリとした状態になることで、心身にスッキリと
スムーズな感覚が戻ってくるのは、やはり気持ちのよいものです。

ただ、渋滞を整理するのと同様に、身体を整理するのも、やはり
何もかもすぐにスッキリとはいかない面も、あります。

渋滞が生まれるのにはワケがあるように、身体がつまるのもワケ
があるのですから、当然といえば当然です。

ひとつ流れがよくなってスムーズになれば、その影に隠れていて
目立たなかった渋滞が目につくようになるように、身体も奥から
別の「つまり」を表現してきます。

ボクはよく、身体の不調は入れ子構造になっていると思うの
ですが、ひとつ解除されればまた次の「つまり」が奥から現れて
きたり…。

とはいえ、こういったことをふまえ、引き出しの奥の奥まで掃除
するかのように整理していくことは、けっこう意味のあること
かなと。

まあ、その途中はいろいろ出てくるのだけれど、それすべてある面
自分の持ち物ですからねcoldsweats01



その時々の体調不良に対処する面も大事だけれど、やはり本来的な
身体を調整していく意義は、奥の奥まで整理するところにある、、

とも、いえるかな。。








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