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2009年2月 3日 (火)

腰椎5番

「腰椎」というのは、脊椎、いわゆる背骨のなかで
腰部に対応する部位のことで、通常5つあります。

「腰椎」は、ほかの部位の脊椎と比較しても大きく
しっかりとしています。

それは、「腰」が身体運動の「要」である由縁。
あらゆる身体運動の基礎に、「腰」があります。

身体運動は、脊椎の構造からいえば

1、前後
2、左右
3、回旋(ねじれ)

という3つの要素が基礎となります。

「1、前後」は、見方によれば上下ともいえますが、
脊椎の構造を基礎においた場合、つきつめるとこの
3つの動きが、あらゆる運動のベースといえます。

また、それに加えて

4、肋骨の伸縮(上下)
5、骨盤の開閉

という2つの要素が加わります。

このような脊椎の運動特性、そして肋骨や骨盤の
形態的運動特性を基礎においた考え方が

「十二種体型」

という「体型」による類型分類論にあたります。

「均整」はその基盤を、

「人間の特性は、大脳統御における行動性」

という位置においていますので、このような分類
手法であるともいえるでしょう。

そして腰椎は、身体運動の中心。

人間がこの地球上で身体の自由性を獲得するうえで、
この部位の淀みのない能力が必要。
「均整」の考え方では、そういえるでしょう。


実際に、日本人に「腰痛」を訴える、あるいはこれまで
に痛みを覚えたことがある、という人は多くいます。

たとえば厚生労働省の平成16年「国民生活基礎調査」に
よってみると、「腰痛」で通院している人というのは、
人工1000人あたり51・7人にものぼるようです。

これはあくまでも統計ですから、実際的な数字はこんな
に少なくはないでしょうけれど。

「腰は動きの中心」という面からこの統計を見ると、やはり
身体・精神上何かしらの「動き」の停滞を多くの人が感じて
いる、という見方も、できるのではないでしょうか?

さて、「腰椎」は5つありますが、「均整」ではそのそれぞれに
特有の役割があることを明らかにしています。

そのうち、「行動」にもっとも関連しているのが腰椎5番。
腰椎でも、最下端にある骨です。

いわゆるスポーツのできる人、というのは、この部位の
弾力に富んでいる方が多くいます。
この部位の強靭さは、そのまま飛ぶ、走る、跳ねるなど
のバネ的な運動能力とも結びつくからです。

また、何かを「頑張る」能力とも深く関わり、感情の
抑圧を重ねていると、5番は硬く、動きがなくなります。

それは、5番が呼吸器の中枢(コントロールセンター)的な
役割をしているからで、呼吸系の働きがなめらかであれば
感情の流れもなめらかに流れるという相互の関係があります。

また5番は、生殖器や泌尿器の働きとも直接的に関わって
いて、特にココのねじれは、これらの器官の働きの制限を
もたらします。

よくいう「座骨神経痛」にも、とても関連深い骨です。




それまで明るく快活だった人が、ある頃からそうでなくなる。
そういった時は、この腰椎5番を調べてみる。

そうすると、跳ねるような弾力に満ちたソコが、どこか硬く、
暗く沈んだ様子に変わっているだろう。

その時、心と、身体の関連を感じずには、おれなくなる。

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