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2008年11月 3日 (月)

創始者

どのようなシステム、どのような業態であっても、
「事」が起きる最初は、莫大なエネルギーがいる。

その莫大なエネルギーをもって、敢然と我が道を
突き進む、その姿に人は畏敬の念をもつのだろう。

身体均整法創始者・亀井進(故人)もまた、廃れ
無きものとされかかっていた療術の復興を念じ、
この手技的体育療法を興した。


いまでこそこのテの技術自体は、望みさえすれば
習うことは難しくない。
それはもちろん、奥行きの深さと幅の広さを除けば
ということにはなるが。

しかし、昭和20年代当時はそうではない。
それこそ知る人ぞ知る。
相当に縁がなければ、まずつながらないような細い糸
をたどってのみ、このテの技術に出会うことが普通
という時代だっただろう。

それは、このテの技術の特殊性と、当時の通信技術、
情報ネットワークのあり方を考えれば、明らかだ。




そういうなか、強烈なカリスマ性と整合性に富んだ、
当時としては画期的ともいえる理論体系をもって
療術界に風を起こしていたのが、亀井師範だった。
(均整では、いまでも「師範」と呼称しています)


亀井師範は、愛媛県松山市の人。
当時療術界には、もう一人、強烈なカリスマ性と圧倒的な
実力を併せもつ、整体創始者・野口晴哉先生がいた。

歴史的経緯は複雑だが、この両雄は互いに交流もあった。
互いの進む方向性のちがいから離れたということだが、
もし共同路線であったなら、療術はおろか日本の癒し
の歴史そのものがいまとはまったく違ったであろう。

「姿勢の医学」を標榜し、模索し続けた亀井師範。
「気の癒し」を実践し続けた、野口先生。

その強烈なカリスマは、いまでもそれを知る人々の
心の奥にあり続けている。








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