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2008年11月25日 (火)

刺激をとばす

「均整」には、さまざまな刺激の手法がある。

「刺激」というのは、「押す」「揉む」などの
手による技術を身体に行使することをいう。


実は「均整」では、ただ単に「押す」「揉む」と
いう刺激を行使することは、実は非常に少ない。

「伸ばす」「叩く」「弾く」「触れる」など、多種多様
でバラエティに富んだ刺激の仕方が、「均整」の大きな
特徴でもある。

これは、創始者健在時に手技の科学化を目指していたこと
もあるが、一元的で画一的な手法では到底多様な身体の
起こす病的現象には対応できないことを、実際の臨床から
読み取っていたこともあるだろう。


ただ単に「楽にする」「気持ちよくする」ことが目的なら、
別にそこまでする必要はない。
より深い闇からの解放を願えばこそ、可能性を追求する
意味も必要も、ある。



その刺激の中でも、「均整」の特徴的な考え方のひとつに

「刺激をとばす(飛ばす)」

というものがある。


たとえば、お腹の一点に違和感があるとする。
その一点、直接触れるといやな感じだといって触れない。

このような時に、たとえば脚から「刺激をとばす」。
違和感のある部位に直接触れることもなく、その部位の
調整が可能となるワケだ。

「とばす」といっても、何か特別なことをするわけでは
なく、上述の「押す」「伸ばす」「叩く」などを状況に
応じて組み合わせて、その部位に「とばす」意識をもって
刺激をする。


昔から、末端(手足)をうまく使うことで身体異常を解放する
ことは上手な証のようにいわれているが、「均整」の利点は
この考え方が最初の一歩からある点、

だったのだろう。



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